業務改善コスト削減・時間短縮
週65時間働くピザ屋の店主。「店主がやるべきではない仕事」が年間416時間。208万円相当。AIに任せたら週8時間→1時間50分。必要なのはパートを増やすことじゃなかった
2026.09.10
※朝から晩まで現場に立って週65時間働いて休みがない店主が「店主がやるべきではない仕事」を任せるためのメモです。最後にあなたの仕事に置き換えます。
■ 第1章:週65時間働く店主の8時間が「店主がやるべきではない仕事」に消えていた
テキサスの中くらいの町のピザ屋。
チェーンでもフランチャイズでもない。席は32。薪の窯が1つ。スタッフは14人。
2019年に開いてコロナを配達だけで乗り切った。
2024年の年商は72万ドル。
数字だけ見れば1店舗の個人店として十分。
ただ店主は週65時間働いていた。
店主の悩みは「AIを入れたい」ではなかった。「パートを雇いたい」だった。
理由を聞くと週8時間が「やらないと回らないけど誰のピザにもならない仕事」に消えていた。
シフト表。SNSの投稿。口コミへの返事。来なくなった常連への案内メール。
週8時間は1年で416時間。元の記事は店主の時給を35ドルと置いて年14,560ドル分と書いている。
同じ計算を仮の時給5,000円でやると208万円。売上が208万円増えた話ではない。店主の時間が208万円分そこに消えていたという話です。
■ 第2章:8時間を4つに分解した。一番大きいのはSNSではなくシフト表の3.5時間だった
相談を受けた人がまず8時間の中身を店主と一緒に分けた。
【1つ目】シフト表に3.5時間。14人のスタッフを表計算で手で組む。組んだ後に「その日は無理」の連絡が来て組み直す。
【2つ目】SNSの投稿に2.5時間。投稿したほうがいいのは分かっている。ただ書く時間が無くて2週間空く。
【3つ目】口コミへの返事に1.5時間。Google・Yelp・DoorDashで週6件。口コミに悩んで長い返事を毎回0から書いていた。
【4つ目】来なくなった常連へのメールに30分。340件のメールアドレスを紙のサインから集めていた。月に1回手が空いたときに手で送る。
店主は「SNSが一番の問題だと思っていた」。分解してみたら一番大きいのはシフト表だった。
■ 第3章:人は雇っていない。かかったお金は月1万円だけ。任せて3ヶ月。週8時間が1時間50分になった
導入したのは3つ。1つの困りごとに1つのツール。
【1つ目】
月29.99ドル。シフト表にはシフト管理のツール。
レジの売上データから必要な人数を出して勤務表の下書きを組む。
【2つ目】
月20ドル。SNSと口コミの返事にはChatGPT。
下書きを出させて店主が直して出す。
【3つ目】
月20ドル。常連への案内にはメルマガ配信ツール。
90日来ていない人に自動で送る。
3つ合わせて月69.99ドル。日本円でおよそ1万円。
月に1万円払うことで週8時間かかっていた煩わしい作業が1時間50分に減った。
1週目はラクになってない。「同じ量の仕事+勉強」になっただけだった
元の記事は失敗の週も書いている。
シフトの最初の設定で詰まりサポートに電話。
スタッフの登録と役割分けで3時間。最初の勤務表を組ませる設定で90分。
店主の1週目の感想は
「仕事の量は変わってない。新しいことを覚えるのが足されただけだった」。
ただし、2週目から勤務表が勝手に組まれるようになって3.5時間が45分になった。店主がやるのは組み上がったシフト表を見て1〜2か所直すだけ。
戻ったのは年320時間。ツール代の12倍になって返ってきた
目標は週8時間。実際に戻ったのは週6時間10分。
メールの作業は最初から30分も無かったので目標には届いていない。
元の記事はそこも正直に書いている。
週6時間10分は1年で320時間。店主の時給5,000円だとして160万円相当の時間が店主に戻った計算です。
■ 第4章:なぜ効いたか。任せたのは仕事ではなく「白紙から書くこと」だった
皿を洗う時間を減らすのに人は雇わない。食洗機を買う。
ピザ屋がやったのはそれと同じ。
店主は「人を雇わないと解決しない」と思い込んでいた。実際には解決してくれる道具があれば十分だった。
【白紙から書くのをやめた】
口コミの返事は下書きに1か所足すだけ。
1件15分が3分になった。
【電話をかけ続ける仕事を渡した】
病欠の穴埋めに45分かけていた電話が
ツールの一斉通知で20分で埋まる。
店主が3か月後に言ったこと
「シフトのツールを2年前に入れておけばよかった。SNSが大きな課題だと思っていたけど一番時間と睡眠を奪っていたのはシフトだった。ずっと人を雇わないといけないと思っていた。」
■ 第5章:8時間のうち一番小さい30分の仕事だけが金になった。87件にメールを送って14日で11人が来店
4つのうち店主が一番後回しにしていたのがメルマガだった。
340件の連絡先を紙で集めて月に1回手が空いたときだけ送る。
ツールに任せたのはひとつだけ。
90日メールを開いていない87人に「しばらく来ていない人向け」の案内を自動で送った。
設定にかかった時間は2時間。かかってるお金は月20ドル。
87人のうち38%が開いて、2週間で11人が店に来た。
1人の会計38ドルで418ドル。
金額は小さい。
ただシフトもSNSも口コミも「時間が戻った」で終わっている。
直接お金に繋がっているわけではない。
売上になったのは一番小さい30分の仕事だけだった。
テーブルにQRの紙を置いたら1か月で連絡先が40件増えて380件になった。
店主の後悔は時間ではなく連絡先だった
「正直連絡先が340件もあるのは十分だと思っていた。でも2019年から来てくれた人の数と比べたら連絡先があるのは微々たる数だった。気が滅入る計算だった。」
店主はメルマガ配信を始めるのが遅かったことを悔やんでいる。
時間を奪っていた仕事の中に「売上を捨てていた仕事」が混ざっていた。手が空いたときだけやっていた案内が実はお金を生んでいた。
■ 第6章:残った週1時間50分の正体。店主はまだツールを自分で動かしている
週8時間が1時間50分になった。
確かに便利なツールを導入して成果が出た。
ただし、仕事が「店主が便利なツールで時短できる」ようになっただけ。仕事を任せれるようになったとは言えない。
元記事の店主はまだ毎週やる業務が残っている。
【1つ目】日曜の朝に30分。
ChatGPTに店の説明を貼って1週間分の投稿を5本作る。
それを1本ずつ予約する。
【2つ目】口コミを1件ずつ貼る。
口コミをChatGPTに貼って下書きを出す。それをなおして貼り返す。
1件3〜4分。
【3つ目】勤務表の直しと欠勤の確認。
組み上がった表を見て1〜2か所直す。
欠勤の穴が埋まったかスマホで見る。
【4つ目】メールの数字を見る。
開封と来店を10分で確認する。
元記事はその後の店主を「確かに便利になったけど天井が見えてきた」と書いている。いくら便利になろうと自分が動かしてる限り操作する時間も比例して増える。
便利なツールを自分で動かすか。その作業も任せるか
元記事の店主はツールを自分で動かしている。
それで週6時間10分もの時間が浮いた。
ツールを動かして「作業」する役割も任せられれば残った1時間50分も戻るだけではなく、人力では出来ないけど打てる施策が飛躍的に増える。
■ 結論:あなたの仕事でやるならどうするか
「やらないと回らないけど売上に繋がらない仕事」は今日も店主の時間を使っています。
あなたも一度だけ1週間何に時間を使ってるのか数えてみてください。
顧客対応。口コミの返事。案内のメール。見積と請求。
合わせて週に何時間か。
もし「週5時間」なら1年で260時間。仮の時給5,000円で130万円相当。ピザ屋の店主と同じ状態です。その時間は売上にも繋がらず、コストとして垂れ流しになっているかもしれません。
ピザ屋の8時間のうち金になったのは一番小さい30分の仕事でした。あなたの週5時間の中にもその30分が混ざっているはずです。
自分ならそこからもう1歩。
自分で動かす便利なツールとしてのAIではなく、代わりに作業してくれるAIエージェントにやらせる。
あなたの仕事でそれをやる最短ルートはまず「何に何時間消えているか」を知ることです。
もしよければその手間を代わりに請け負い、
無料で5日以内にレポートにしてメールでお送りします。
お届けするのは、
あなたの時間が年間で何時間と金額にしていくら失っているのか具体的な数字
です。
書くのは3つだけで後はえらぶだけ。1分で終わります。
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出展
- Case Study: How a Pizza Shop Owner Saved 8 Hours/Week Using 3 AI Tools(Orizane・Charles Reid・2026年6月20日)